AviUtl: 外部スクリプトの利用
やりたいこと
ドカベンのアレをやりたい。外部スクリプトを用いると良いらしい。
有用な外部スクリプトを公開されている方がおられるということなので、そのスクリプトを導入しておき、スクリプト利用の練習としてドカベンのアレをやる。
参考にしたもの
やったこと
scriptフォルダの作成
exedit.auf と同じディレクトリに、scriptフォルダを作る。 自分の場合はPluginsフォルダにexedit.aufがいるので、ディレクトリ構造は以下のようになった。
Cドライブ ├ AviUtl │ └ aviutl100 │ └ Plugins │ └ script └ downloads ├ L-SMASH_Works_r921_plugins ├ x264guiEx_2.51 └ exedit92
スクリプトのダウンロード
- 作者のページからファイル一式をダウンロード (自分がDLしたものは script_20160828.zip)
- 解凍して出てくるディレクトリを念のため downloadsフォルダに入れておく
- 中身を、scriptフォルダへコピペする
使い方
- オブジェクトを選択(例えば静止画)
- 右上の「+」ボタンを押して、「アニメーション効果」の中に「@AMN」などと書かれた選択肢があればOK。必要なものを選択する。
- また、拡張編集画面で右クリック -> メディアオブジェクトの追加 -> カスタムオブジェクト でオブジェクトを追加できるのだが、「集中線」と書かれた部分のメニューの中に「@FIGURE」と書かれた選択肢があればOK。
ドカベンのアレ
- 先の動画からリンクされている場所でファイルをダウンロード(ドカベン.anm)
- scriptフォルダに入れる
- 「アニメーション効果」から「ドカベン」を選択
- ループさせる場合は、「直立時間」を正にすると良い。例えば3とか。
- ついでに: ドカベンフォント
- フォントの解説: 新ドカベンフォント by ライム エンターテイメント/動画 - ニコニコ動画
- フォントの色はAviUtlのカラーピッカーを利用
AviUtlのテキストサイズは、目盛りは256が上限になっているが、手入力ではいくらでも指定できるようだ。 ただし、256を超えると途端に動作が重くなってしまう。
とりあえずやりたいことはできたのでよし。
AviUtl導入の記録 その4
前回: AviUtl導入の記録 その3 - omelette_Pのブログ
参考にしたもの
AviUtlをインストールする方法 2015 Part4 by スロ太 ニコニコ動画講座/動画 - ニコニコ動画
今回やったこと
早送り・スロー再生
- 範囲を指定: 「拡張編集」で右クリックして分割(始点と終点) (右クリックするのは動画の帯の上)
- 編集する部分を、ドラッグ&ドロップで別のレイヤーに移動
- 編集したい部分を選択して「動画ファイル」ウィンドウの「再生速度」をいじる
- このときオブジェクトが無限に伸びるみたいな変な挙動をすることがあるんだけど何なんだろう…?Ctrl+Zでもとに戻して「動画ファイル」ウィンドウを一度閉じてからやるとうまくいくが…
- このとき、音声オブジェクトの長さが同期しない(仕様)
- 音声オブジェクトの端をドラッグして調整すると良い
- (早くした場合はカット&削除と動画では説明されているがこのときもドラッグでいいのでは…?)
- 編集したい部分より後ろの部分とのズレを調整しておく
- 最初にレイヤーを動かしたが、あまり細かくレイヤー分けすると見えにくくなってしまうので、編集し終わったら戻すのが良さそう
静止画を貼る
- ドラッグ&ドロップで読み込ませる
- 表示させる時間を適当に調整
- 「画像ファイル」ウィンドウの座標とか拡大率とかは、左が始点での値、右が終点での値で、真ん中のボタンでどのように変化させるかを指定するようだ。
- もっとグネグネ動かすには、右クリックで「中間点」を追加すれば良いようだ(手作業でやるのか…?)
- 薄い色の枠と軌道が編集画面に現れるので、適当に動かせばあとは適切に補間してくれる
字幕編集
- 拡張編集ウィンドウの空のレイヤーの上で右クリック -> メディアオブジェクトの追加 -> テキスト でテキストオブジェクトが入る。
- フォントサイズを変えるときは「サイズ」で調整するとボケない
- 「自動スクロール」というのは文字の量が画面に収まらないときに自動でスクロールする機能のことらしい。
- 縦方向か横方向かは自動?
映像と音声のグループ化の解除
- オブジェクトの上で右クリック -> グループ解除 で分離できる。こうするとどっちかだけを消すことができる。
- ただし、映像の方を消す場合は、「音声ファイル」ウィンドウの「動画ファイルと連携」というチェックボックスを外す必要があるらしい
クロマキー合成
- BB素材(一人合作シリーズとかで「素材」と称して配布?されている青背景のアレ)を合成することを「クロマキー合成」というらしい
- 素材は、Craving Exploreを用いてDLすればよいようだ
- まずは、素材を読み込む
- 素材の設定ウィンドウの右上の「+」 -> クロマキー で設定項目を増やす
- 「キー色の取得」をクリックした後、消したい背景の部分をクリック
- すると、背景が透過された状態で合成される
- 「境界補正」を適当にいじると、透過後の素材と元動画との境界がなめらかになるっぽい
シーンチェンジの追加
- からのレイヤーの上で右クリック -> フィルタオブジェクトの追加 -> シーンチェンジ
- 設定ウィンドウの左下でシーン切り替え時の演出を色々と選ぶことができる
カメラ制御
右クリック -> メディアオブジェクトの追加 -> カメラ制御 -> カメラ制御 で、おそらく3次元的な編集ができる?
最終フレームの設定
編集し終えると、後ろがすごく余ることが多い(たぶん最初のプロジェクト作成のときの設定に依存する?)。
最終フレームを指定する場合は、右クリック -> 範囲設定 -> 最後のオブジェクトの位置を最終フレーム を選択すれうと良い。
スクショを撮る
編集 -> 現在のフレームの出力イメージをクリップボードにコピー でコピーして、ペイントなどで貼り付けて保存するとよい。サムネ用などに。
今日はここまで。これで参考動画のシリーズを一通り見終わった。
画像とかの動きをどうにか自動化できないのだろうか?
AviUtl導入の記録 その3
前回: AviUtl導入の記録 その2 - omelette_Pのブログ
参考にしたもの
AviUtlをインストールする方法 2015 Part3 by スロ太 ニコニコ動画講座/動画 - ニコニコ動画
今回やったこと
拡張編集プラグインの導入
本家サイトの「拡張編集Plugin」から最新のものをダウンロード (自分がDLしたのは exedit92.zip)。
解凍したフォルダを、downloadsディレクトリに置いた。
Cドライブ ├ AviUtl │ └ aviutl100 │ └ Plugins └ downloads ├ L-SMASH_Works_r921_plugins ├ x264guiEx_2.51 └ exedit92
解凍したフォルダ以内のファイルを、全てPluginsフォルダへコピー。 (動画内では aviutl.exe のあるフォルダへペーストするように指示がなされているが、Pluginsフォルダでも問題なかった。)
その後AviUtlを起動すると、 設定 -> 拡張編集の設定 という項目が現れる。 クリックすると、拡張編集ウィンドウが開く。
フィルタ順序の設定
設定 -> フィルタ順序の設定 -> ビデオフィルタ順序の設定 でウィンドウを開く。
「拡張編集」を「サイズの変更」より上に設定する。 また、動画に従い、「シャープフィルタ」の上に設定した。
設定したら、OKをクリックしてウィンドウを閉じる。
プロジェクト作成の練習
「拡張編集」ウィンドウで右クリック -> 新規プロジェクトの作成 でウィンドウを開く。
「画像サイズ」は、1920x1080、1280x720、854x480、640x360 あたりが16:9のオススメらしい。
「フレームレート」は30fpsが無難であるようだ。「音声レート」はそのままでいい? (この辺は出力時に最終調整するのだろうか)
数値を設定している途中でEnterを押してしまうとプロジェクトが作成されてしまい、その後設定を変更できないっぽいので注意が必要?作成直後ならAviUtlを再起動すれば問題ないが。
動画を読み込む
動画をドラッグ&ドロップで読み込めるのだが、ドロップ先は「拡張編集」ウィンドウにしないといけないっぽい。
(AviUtlの画面にドロップしてしまうと、読み込まれはするが「拡張編集」の方には何も表示されない。)
枠が合わなかったときはプロジェクト作成時に「画像サイズを」動画と合わせるようにすればいい、みたいなことが書いてあるけど、プロジェクト作成前に動画をドロップすれば、「新規プロジェクト作成」ウィンドウが表示される上、「読み込むファイルに合わせる」というオプションがあるのでそれを用いれば良いのでは?と思う。
と思っていたら、動画にも同じ説明があった。複数の素材を使うときに不都合が生じることがあるとのこと。そりゃそうだろう。
「動画ファイル」ウィンドウについて
動画を読み込むと「動画ファイル」ウィンドウが現れる。 これは読み込んだ動画を拡大したり動かしたりといった編集作業用のウィンドウなのだが、間違えてこれを消してしまった場合はどうしたらよいか?という説明がない。
これは、「拡張編集」ウィンドウ上で対応する動画の帯の部分をダブルクリックすればOK。
iniファイルの設定
読み込めないファイル(拡張子)がある場合は、exedit.ini というファイルをメモ帳などで編集すると良いらしい。 これは必要になったときにやればよいだろう。動画の3:50~5:30あたりを参照。
具体的な編集
注意点として、拡張編集時はAviUtl側ではファイルを開いてはいけないそう。(これすでにドラッグ&ドロップのときに引っかかったやつ…)
もし開いてしまったら、本体側で ファイル -> 閉じる をすると良いそうだ。
基本的に、(全体の)サイズ変更と出力以外は拡張編集で行い、AviUtl本体では行わないそうだ。
拡張編集中でのインターレース解除
動画を読み込んだ際に現れる「動画ファイル」ウィンドウ右上の「+」ボタンを押し、「インターレース解除」を選択する。 すると、ウィンドウ下部に設定項目が追加されるので、チェックボックスをオンにして調整する。
「+」ボタンでその他にもいろいろな加工ができるようだ。
カット位置の設定
「拡張編集」ウィンドウの動画の帯のところで右クリック -> 分割 を選択すると、クリックした位置で動画が分割される。
クリックした位置がずれるとアレなので、現在のフレームの位置(赤い縦線)で分割して欲しい。
その場合は、帯のない部分で右クリック -> 環境設定 でウィンドウを開き、「中間点追加・分割を常に現在フレームで行う」にチェックを入れる。
ファイルの保存
動画に一切説明がないが、単純にCtrl+Sを押してしまうと、動画として出力してしまうようだ。
そうではなく、作業途中のプロジェクトを保存するには、ファイル -> 編集プロジェクトの保存 と進むとよい(多分)。
今日はここまで。 適当に右クリックしていじってみると、なんとなくかんたんな編集ならできそうな感じがした。
AviUtl導入の記録 その2
前回: AviUtl導入の記録 その1 - omelette_Pのブログ
参考にしたもの
AviUtlをインストールする方法 2015 Part2 by スロ太 ニコニコ動画講座/動画 - ニコニコ動画
今回やったこと
サイズ変更
設定 -> サイズの変更 で選ぶ。一覧はシステム設定で増やせるのだと思う。
インターレースの解除
スマホのキャプチャ動画だと起こらないが、ビデオカメラの動画などだとシマシマが発生することがあるらしい。 そういうときは、
設定 -> インターレースの解除 -> 自動
とすると良いらしい。
mp4出力プラグインのダウンロード
このサイトの右側にある「Aviutlプラグイン」の欄の「x264guiEx 2.xx」をクリック。 するとOneDriveの共有ディレクトリに移動するので、そこでzipファイルをダウンロード(自分がDLしたのは x264guiEx_2.51.zip)。
解凍後のフォルダを前回作った AviUtl/downloads に移動させる。ディレクトリ構造は以下のようになった。
Cドライブ ├AviUtl │ └aviutl100 │ └Plugins └downloads ├L-SMASH_Works_r921_plugins └x264guiEx_2.51
mp4出力プラグインのインストール
解凍後のフォルダにある auo_setup.exe を実行。
「Aviutl.exeのあるフォルダ」を指定せよとのことだったので、C:\AviUtl\aviutl100 を入力し、「次へ」をクリック。
その結果、Pluginsフォルダに色々とインストールされ、それとは別に exe_files というフォルダもできていて、色々入っていた。
インストール成功の確認
AviUtlを開き、 ファイル -> プラグイン出力 -> 拡張x264出力(GUI)Ex があればOKらしい。それをクリックすると、ファイル保存の画面になる。
その中で、左下にある「ビデオ出力」をクリックすると、出力時の設定画面が出る。 とりあえず、「なんとか.exeの指定」という項目(全部で5ヶ所)の「…」をクリックして、exeファイルが存在することを確認しておくと良いらしい。
その後、上のメニューバーの「プロファイル」をクリックして、ちゃんと一覧が表示されるかを確認。ここまでできていれば正常にインストールされているようだ。
設定画面の使い方
- プロファイルの指定 (例えば「高画質」)
- ビットレートの指定 (x264ロゴのすぐ下): 「自動マルチパス」を選ぶと良い?「高画質」の場合のみ?
- 映像ビットレートの設定 (右側の「モード」という部分): 「ABR(AAC)ビットレート指定」のまま、横の数値を「96kbps」や「128kbps」とするのが無難らしい。
- 右下の「OK」をクリックして画面を閉じる。
mp4出力
ファイル保存の画面に戻るので、ファイル名を指定(拡張子を指定しなくても.mp4になる)して「保存」をクリック。
すると出力が始まる。コンソール画面が現れて色々と表示されるがよくわからない(気にしなくていいだろう)。
CPU使用率がすごい。時間もめちゃかかる。元々は2分半程度の動画だったのにちゃんと測ってないがけど体感で7~8分くらいかかった気がする。 (左上に残り時間が表示されるけど、まあ例に漏れず当てにならない。)
終了後は、コンソール画面を閉じてOK。
ビットレート計算機の利用
先程のやり方だと手順2がとても面倒。だが、動画の時間からビットレートを計算する機能もあるらしい。 設定画面の右上の「ビットレート計算機」をクリックすると、ウィンドウが立ち上がる。以下のようにする。
- 動画の長さを指定
- 動画サイズを指定(これは上の目安の数値、例えば38MBとかを指定)
- 音声ビットレートを指定(96kbps、128kbpsなど)
- 映像ビットレートが自動計算されるので、適切な数値だったら「反映」ボタンをクリック。 (ただし値が大きすぎると反映できないようだ。その場合は上の手順でやればいいと思う。)
今日はここまで。
AviUtl導入の記録 その1
目的
動画作成は完全に初心者なのだが、色々と思うことがあって動画を作りたくなった。 Twitterで尋ねたところ、AviUtlというソフトを使うと良いらしい。 どうやら導入に時間がかかる(解説動画があるレベル)ようなので、何を参考にして、どのようにしたかを記録しておく。
環境: Windows10
マークダウン記法の資料: はてなブログで高速に記事を書けるMarkdown記法チートシート
参考にしたもの
AviUtlをインストールする方法 2015 Part1 by スロ太 ニコニコ動画講座/動画 - ニコニコ動画
今回やったこと
AviUtlのダウンロード・インストール
本家サイトから最新のもの(と言っても最終更新は2013年のようだが…)をダウンロードし、展開。終わり。 (自分がダウンロードしたものは、aviutl100.zip)
展開後のフォルダをどこにおいても大丈夫な気がするけど、念のためCドライブ直下に置く。
Cドライブ └AviUtl └aviutl100
みたいな。
設定の変更
ファイル -> 環境設定 -> システムの設定 で設定画面を開き、
- 「最大画像サイズ」を「幅:1920、高さ:1080」にする。
- 「リサイズ設定の解像度リスト」に「1920x1080」を追加(区切りはカンマ)。
- 「フレーム移動時に…」のチェックボックスを外すことが上の動画のPart1で推奨されていたが、使ってみないとわからないのでそのままに。
- 「再生ウィンドウの…」のチェックボックスにチェックを入れることも推奨されていたが、これはなんとなくチェックを入れた。
- 「出力終了時のサウンド」は特に設定せず。
以上でOKを押してAviUtlを終了。
入力プラグインのダウンロード
そのままではaviファイル以外は読み込めないようなので、フィアル入力用のプラグインを導入する。 これは公式サイトには存在しないが、他に作っている人がいるようだ。
動画内で推奨されていたのは、L-SMASH Worksというもの。 リンク先から最新のものをダウンロードして、展開する。 (自分がダウンロードしたものは、L-SMASH Works r921)
展開されたディレクトリ内のファイルの内、「.au*」という形式のファイルがプラグインであるそうだ。 aviutl100フォルダ内に「Plugins」というフォルダを新たに作り、これらのプラグインファイルたちをコピペする。
他のファイルたちが必要なのかどうかがわからないので、念のためとっておくことにした。これらは、少し上の階層にdownloadsというフォルダを作って、そこに置くことにした。
ここまでで、フォルダは下のようになった。
Cドライブ ├AviUtl │ └aviutl100 │ └Plugins └downloads └L-SMASH_Works_r921_plugins
(他にも、DirectShow File Readerというものがあるみたいだが、古い?)
入力プラグインの優先度の設定
ファイル -> 環境設定 -> 入力プラグイン優先度の設定 で、「ファイル読み込み時にどのプラグインから試すか」を指定できる。 そこでL-SMASHを一番下に設定。
動画ファイルの用意
デレステのMVをキャプチャ。Andoriodスマホだと音声まで録音することは(root化しない限り)できないようだ。 とりあえずソフトウェアとしては AZ Screen Recorder というものを使用。ただ、録画した結果は結構カクつく(60fpsで録画しても)。 この辺の調整はまた今度しよう。
今日はここまで。